一歳半検診で多動を指摘され、療育を薦められる。
一歳半検診(1歳8か月)で、発達検査は積み木を積んだり、指差し、言葉など遅れはなかったですが、めちゃくちゃ動くので様子が気になったのか、別室に案内されました。
別室で、心理士のM田先生が詳しく発達検査をしてくださいました。
ゴン太は、室内を動き回って、机の引き出しの中や発達検査の道具に興味を持って質問し続け、
動きすぎ、多動かな
動きすぎやったんか
多動?
お母さん、大変でしょう
はい…
こじか親子教室っていう療育の教室があるから、見学に行ってみて。
あ、はい・・・・
療育や発達障害という言葉は、聞いたことがある程度で全く知識がなかったのですが、専門家の先生に薦められたので、見学に行くことにしました。
ゴン太について
それまでのゴン太の育児は、とても大変でした。
とにかく元気で動き回るので、夕方には疲れ果てていました。
ゴン太は、寝るのも苦手で、お昼寝もなかなかしてくれなくて、夕方になると暴れまわって泣き叫んでいました。
でも、おしゃべりは得意なほうで、ジャンプしたり走ったりも得意だったので、検診で別室に案内されるとは全く想像していませんでしたから、ビックリしました。
夕方の癇癪やなかなか寝ないことは大変でしたが、めちゃくちゃ元気な男の子としか 思っていなかったので、「発達障害って、先生の間違いでしょ。ゴン太は普通でしょ。」と考えていました。
考えた結果
その日から、時間があればインターネットで検索して、「発達障害」「多動」「療育」のことを調べていました。
近所の公園で、毎日のように一緒に遊んでいた、ゴン太の同級生のK郎くんのママのK木さんに相談しました。
検診で引っかかってしまって。
え!ゴンちゃんが?
「動きすぎ。多動」って言われて、療育の見学に行ってくるわ。
そっか。
ゴンちゃんは、K郎の5歳上のお兄ちゃんに似てるかも。
何かあったら、相談して。
K木さんの第1子のS郎くんが発達障害で、悩みを聞いてもらえたり、たくさんの事を教えてもらえて、本当にたくさん助けてもらいました。
考えた結果、
- Q療育に行かなかった場合、どうなる?
- A
- 療育に行ってないことで不安になる
- ゴン太が成長したとき、あの時療育に行ってれば良かったんじゃないかと後悔するかも
- 療育に行った場合の成長を、失くしてしまうんじゃないか
- Q療育に行った場合、どうなる?
- A
- ゴン太のために出来るだけのことをしていると安心できる。
- 発達障害でなかったとしても、療育で経験したことは無駄にはならない。
考えた結果、療育に行かなかった場合、療育に行けば成長したはずのゴン太の伸びしろを失くしてしまうこともあるので、その場合、ゴン太に申し訳ないなと思いました。後悔してもしきれないので、療育に通うことを決意して、見学に行くことにしました。
でも、まだまだゴン太は「普通」「やんちゃなだけ」と思っていました。
普通でないことは、怖いです。
「発達障害」 受け入れることは、なかなか出来ません。
「発達障害」って、なんでこんなおどろおどろしい名前にしたんだろう。
ゴン太が13歳の今、思うこと
M田先生に多動と指摘された時は、絶望して、M田先生の間違いじゃないかと考えましたが、今になって考えてみると、
よくぞ見つけて下さいました!
感謝しかありません。この後も、M田先生とのお付き合いは長く続きますが、実際、とても優秀な心理士さんでした。
M田先生のおかげで、すぐに早期療育に繋がることができました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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