こんにちは。まきです。
ゴン太が年少で入園して、週に1日保育園はお休みして集団療育に通っていました。
入園するまでの集団療育は午前中だけで、親子で参加していましたが、保育園に入園して平行通園になると、ゴン太一人での参加で朝9時半に集合して午後3時にお迎えです。
朝、預ける時、保育園では泣いて私から離れるのを嫌がりましたが、療育では喜んで教室に入って行きました。
ゴン太は、週に1回の集団療育をとても楽しみにしていました。
トラブルは療育の時に起こして
療育に来た時に、トラブルがたくさん起これば良いと思っています。私たちは、トラブルにすぐに介入して好ましい行動を教えることができる。ここで、トラブルを起こして、保育園(幼稚園)で楽しく過ごす時間が増えてほしいと考えています。
療育の先生がよく言ってくれていました。
この集団療育では、子ども8人に対して、先生が4人いました。
とても目が行き届いていて、トラブルになった経緯も見ていてくれて、トラブルの直後に介入して、子どもと一緒に、好ましい行動を考えてくれました。相手の子の気持ちなども、一緒に考えてくれました。
実際、トラブルから少し時間が経つと、子どもはすっかり忘れてしまって、トラブルの原因をじっくり考えることが出来ません。
トラブルはその時に解決が大切です。
保育園では、先生の人数の関係で、目が行き届かないことが多いので、トラブルの経緯は見ておらず、解決することも難しくスルーしてしまうことが多かったと思います。仕方ないことかと思います。
月に一度 クッキング
クッキングは、とても脳に良いらしいです。
例えば、ホットケーキをよく作っていたんですが、最初は粉で、牛乳を混ぜるとドロドロになって、焼くとふっくらこんがり美味しそうな匂いがしてきて、最後は食べれちゃう。
この形状の変化を見て、体験することは、脳にとても良いらしいです。
少し大きくなると、カレーを作っていました。野菜を切るときは猫の手で切って、熱いフライパンに気を付けて炒めて、水を入れてグツグツ沸騰して、しばらく煮て、火を止めて、お玉にルーを載せてそーっと鍋に入れて、もう少し煮ると出来上がり。
皆で一緒に、お昼ごはんにカレーライスを食べる。
野菜を切ったり、炒めたり、先生が付きっきりでしてくれていました。
メニューは、カレーライス・ハヤシライス・ナポリタン・お弁当(卵焼き・ウインナー・おにぎり)をよく作っていました。
月に一度 お誕生日会
月に一度、その月の誕生日の子のお誕生日会がありました。
お誕生日おめでとう!
皆に、祝ってもらいました。
その日の絵本のペープサートで先生のお手伝いをさせてもらえました。
ゾウくんの役とか、役割をもらって、みんなの前で先生と一緒にします。
子どもたちは、役割をもらったことで、一生懸命頑張っていました。
とても、楽しそうでした。
誕生日の子の保護者は見学が出来たので、子どもの成長を見ることが出来ました。
月に一度 お出かけ
月に一度、大きな公園にバスでお出かけしていました。
大きな公園で先生と一緒に走り回って、お友達と鬼ごっこしたりして、帰りにはとても疲れて車の中で寝てしまうくらい楽しんでいました。
たくさん遊ぶことは、脳の発達に良い。
例えば、鬼ごっこ。どこに走れば逃げれるか。鬼はどこにいるのか。鬼に見つからないように隠れられる場所はどこか。
考えることがたくさんある。
閉鎖
年少・年中と通っていた集団療育でしたが、年中の3月で閉鎖が決まりました。
年中になった時に、年少の新入生が入ってこなかったので、おかしいなと思っていたんですが。
もう一年、小学校入学まで通いたいと思っていたので、とても悲しかったです。
この集団療育は、療育園を2園持っていたので、そちらの先生の確保の為らしいです。
親子教室で2年半、平行通園で2年、合計4年半の間通わせてもらいました。
ここに通うと情緒が落ち着くと言われるくらい、先生たちは優しく、手厚く見てくれていました。
私は、ここでたくさんの事を学べました。子どもとの関わり方や、発達についての考え方。
ゴン太は、ここでたくさんの経験をさせてもらいました。
こじかさん(集団療育)って、楽しかったよね。
中学生のゴン太がふと言う時があります。
保育園の嫌な思い出は忘れているけど、こじかさん(集団療育)での楽しかった事はなんとなく覚えているようです。
私にとっては、しんどくて楽しい場所でした。まだまだ、発達障害を受け入れることが出来ていなかったんだと思います。今も、受け入れられているかというと、そうでないかも。
『発達障害』って、おどろおどろしい名前になんでしたんだろう。
と、今でも思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント