息子のゴン太は、小学校に入学する前から不登校になると言われていました。
作業療法士(OT)の
ゴンちゃんは、大胆に動いているけど、実はとても繊細。気づかないで良いことにも気付いてしまう。小学校に入ると不登校になると思う。
早くから不登校になると、学校がどんなところか知らないから、大きくなっても学校に戻れなくなる。なるべく不登校になる時期は遅らせましょう。
小学校入学と同時に通い始めた放課後等デイサービスの理事に
IQが高すぎる。これだけ高いと、自分が他の子と違うことに気付いてしまう。もう少し低ければ、気付かずにいけるかもしれないけど、学校には行けなくなると思っといた方が良い。
頑張りすぎると、疲れ切って立ち上がれなくなるから、休ませながら、不登校になるのを遅らせましょう。
ちなみに、この放課後等デイサービス理事は、私たちが住む県でかなり有名な心理士さんです。
どちらの先生も「不登校になる」と仰っていたので、それから不登校についてネットや本を読んで準備していきました。
スクールカウンセラー
私がスクールカウンセラーに通うのは、証拠を残しておくためです。トラブルがあった時、保護者はスクールカウンセラーに相談して適切な対応をしようとしていた証拠になるからです。
スクールカウンセラーは、当たり外れがあり、義務教育9年間で優秀なスクールカウンセラーは一人だけでした。
小学校に入学してすぐにスクールカウンセラーの予約を入れて、毎月1回行っていました。
小1の時のスクールカウンセラーは、県のスクールカウンセラー協会の理事で、ベテラン女性カウンセラーでした。この小学校でゴン太の入学5年前にあった、支援級での虐待事件のあとこの小学校に呼ばれたベテランでした。
このカウンセラーは、とにかく私と相性が悪かった。
私が何か相談しても笑顔でペラペラのおばちゃんの井戸端会議の内容しか話せない。
4回目の7月のカウンセリング時、いきなり薬の話を一方的にしてきました。
薬を飲ませば、落ち着くわよ
副作用もあるので、考えてないです。
先生は、私の息子に会ったことがありますか?
あなたの息子に会ったことはないけれど、担任から話を聞いて知ってるわ。
6年生のK君は、薬を飲んで落ち着いたのよ。K君のご両親は医師と看護師のご夫婦でしっかりしているご家庭でも、薬を飲ましているのよ。
Kさんのご家庭の考え方はそうなんですね。
うちは、違うので飲ませません。
先生、ゴン太を見たことないですよね。
見たことないわよ。
自分の事ばかり考えないで。
先生、ゴン太の顔を知ってますか?
知らないわよ。
皆が迷惑しているのよ!!
帰宅してから、連絡帳にカウンセリング室で大声で怒鳴られた、このやり取りを書いて、提出しました。次の日、校長先生から謝罪の連絡をいただいたので、カウンセリングのキャンセルをしました。
1か月経っても、気持ちが落ち着かなかったので、知り合いの市会議員さんに連絡して、市の教育委員会に報告しました。(担任教師の事も同時に)
カウンセラーは、薬の紹介はできるけれど、薬を勧めてはいけません。まして、このカウンセラーは、ゴン太を4か月の間1度も見に行ったことも無いのです。動物病院のペットでも、見たことない犬に薬は出さないでしょう。ゴン太を犬以下の動物のように思っていたのでしょう。
私は、何度も「ゴン太を見たことがあるか?」と聞いていたのは、「もうやめろ」という警告のつもりだったのですが、通じなかったようで、1時間「薬を飲め」と怒鳴られ続けました。
K君の事も話してはいけません。カウンセラーは守秘義務があるので。
この人、本当にカウンセラーの資格を持っているのかも疑問でした。1学期で、スクールカウンセラーに通うのは辞めました。この後、会うことはありません。
1年担任教師
ゴン太は、教育委員会の判定は「支援級」でしたが、出来ることも多いので、「普通級」で入学することにしました。
担任はベテランの女性教師でした。「同じことをすること」「枠の中に収めること」を重視する教員で、口癖は
ちゃんとしなさい!
ゴン太は、ちゃんとしているつもりなので、具体的に何がダメでどうしたらいいのかは言わないので、この注意の仕方は無駄
それは、意地悪だよ。
意地悪しないで。
ゴン太は、意地悪をしているつもりはないので、何を言っているのか分からない。
周りの子どもたちに「ゴン太は意地悪」というレッテルを張らせる。
1日中、この担任に怒鳴られて、9月の運動会の後から学校に行き渋るようになりました。
その後、事件が起こりました。
授業中、グループでの話し合いで、女児のグループの声が騒がしかったので、ゴン太が注意すると、廊下と教室を隔てる壁の窓を女児のU口が乱暴に閉めて、窓枠にあったゴン太の手の指をレールに挟みました。ゴン太は痛くてそのU口を蹴りました。ゴン太の指には、血豆ができていました。
担任教師の対応は、ゴン太の手を見ることも無く、
木の窓枠に手を挟んだだけで、痛いはずもないのにU口さんを蹴った。
ゴン太を完全な悪者にしました。
教頭先生に今までの事を報告して、この担任教師の教室には入れないように約束してもらいました。
U口の家に謝罪の電話をすると、U口の祖母が電話に出て30分ほど「みんながゴン太を迷惑だと言っている」という旨の馬事雑言を受けました。引き続き母親が帰宅して電話口を変わり、また30分同じ内容の辛辣な言葉を投げかけられました。
この事件から、教室に居られなくなりました。
教育委員会 ケース会議
放課後等デイサービスの理事の発案で、ケース会議が開かれることになりました。
参加者は、理事・市の教育委員会から2名・ドクター・OTの先生・STの先生・小学校の校長先生、教頭先生、担任教師でした。
専門家から『ゴン太の困りごとについて』伝えることに重点を置いての会議でした。
運動会の練習で疲れてしまったのが、不登校の原因ね
会議中、担任教師は自分の責任は無い旨の発言ばかりでした。
理解できない人間はとことん理解できないので、この会議でのキーマンは校長先生でした。
不登校の原因を作ったのは、担任教師ということは専門家の先生たちの考えは一致していたので、担任教師の存在は無視して、校長先生に理解を得られるように伝えてくれました。
スクールカウンセラーも我が家には必要なので、信頼できない今のスクールカウンセラーを変更することを約束してくれました。
支援級に転籍することも考えて、この時のゴン太の通っている小学校の支援級は1クラスで、知的級と情緒級が同じクラスになっていたので、分けて2クラスにすることを約束してくれました。
学校での過ごし方
ケース会議の結果、ゴン太が学校に無理せずに通えること考え
目標は、ゴン太が学校を楽しいと思うこと
になりました。
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