不登校 ② 過ごし方 学校

低学年

小学1年生の運動会の後から学校に行き渋るようになり、市の教育委員会とのケース会議で決まった目標は

ゴン太が、学校を楽しいと思うこと

学校で遊んで過ごす

朝、遅刻せずに登校して、荷物を置いて、ホームルームを受けて、教室から出て、校長先生か教頭先生と遊び、別室で空いている先生と2人で給食を食べて、先生と遊んで普通級の教師手に戻り、帰りの会に参加して、友達と下校する。

ほぼ、遊んで過ごしました。

学校では、一切、勉強はしていません。勉強は放課後等デイサービスで、お願いしました。

教室に入れない子がいれば、一緒に遊ぶこともありました。

2か月くらい経った時

教頭先生
教頭先生

ソフトボールをして遊んでいる時ゴン太君が「楽しいな」って、言ってくれたんです。引き続き、頑張りますね。

と、報告してくれました。

時々

私

ゴン太が頭痛がすると言っています。学校が嫌すぎて、拒否反応が出ていると思います。発熱は無いので学校に行かせました。

しんどそうだったら、帰宅させてください。

教頭先生
教頭先生

分かりました。注意深く見ておきます。

校長先生や教頭先生が頑張ってくれたおかげで、なんとかゴン太は学校に通い続けることが出来ました。

  • 少しだけでも学校に通い続けていれば、学校に戻りやすい(0から1は難しい。)
  • 早めの対応で、無理をさせない
  • 学校にいると、色んなことが起こるので経験値が上がる

定休日

まだこの頃は、普通クラスの教室で過ごすこともあり、友達も居ました。

普通クラスは32人在籍で、とのかく騒がしい。小学2年生くらいまでは、とても煩い。

ゴン太
ゴン太

学校、スゴイ疲れる。

私 
私 

なんで、疲れるか分かる?

ゴン太
ゴン太

周りで話してることが気になって、聞こうとしてしまう。

聞こうとしてたら、頭が痛くなってくる。

私 
私 

小学生が話してることの大半は、しょうもないことやから聞く価値ないよ。

だいたい、昨日見たテレビかユーチューブかゲームの話

ゴン太は何度も、騒がしい話声について、しんどいと言ってきました。

でも、休憩時間に「静かにして」とは、言えません。

このことで、ゴン太が音に対する感覚過敏があることに気付きました。周囲の話声を全て聞こうとして、頭を使いすぎて痛くなるのでしょう。

  • 周囲の話声を聞こうとして、頭痛がする
  • 話相手の声の判別が難しい
  • 騒ぎ声が苦手
私 
私 

じゃあ、ゴン太だけの定休日を作る?

ゴン太
ゴン太

うん

私 
私 

何曜日にしようか?

ゴン太
ゴン太

木曜日!

週の後半で疲れてるし、6時間あるから!

ゴン太の定休日は木曜日に決定しました。

頑張らせ過ぎないことが大切だと思います。

半日

定休日は木曜日に決まりましたが、朝は遅刻せずに登校し、帰りは友達と下校していました。

2年生の3学期、校長室に1年生でトラブルがあったU口の母がママ友2人を引き連れて、校長室に怒鳴りこみにきました。U口は、終始怒鳴りまわしていたらしいです。U口に連れてこられたK下は、驚いて「用事があるので、失礼します。」と言って、すぐに帰ってしまったらしいです。U口に連れてこられたY西はゴン太がよく遊んでいた子の母です。

Y西 母
Y西 母

息子がゴン太に嫌がらせをされて、学校に行きたくないと言ってる。

不登校になったら、どうしてくれる!

登校して朝の会が始まるまでの間、遊んでいて、Y西が「いや」と言ってるのに、ゴン太が辞められなかったので、ゴン太には

私

人が嫌がってることをしてはいけません。

Y西のママがとっても怒ってるから、Y西には近づかない!

ゴン太はY西のことが、とても好きだったので、まだ遊びたがっていましたが、ゴン太がしたことが原因でこうなってしまったんだから、自業自得なので、Y西に近づかないように厳しく言い聞かせました。

このことがあって、ゴン太は支援級で過ごすことになりました。

登校してから朝の会までの時間に、ゴン太が何をして良いのか分からないのかもしれないから、1時間目が始まるくらいの時間に支援級に登校することになりました。

3年生の夏休み前、下校時のトラブルが起こりました。

一緒に下校する友達のO村とO村の事が大好きなI上とのトラブルです。ゴン太はI上と仲が悪いです。

一緒に登校していたO村とI上が、草を抜いてブロックの上に置いていたのを、ゴン太を合わせた3人で下校中にゴン太がその草を川に捨てたことが、2人を怒らせてしまったようで、

O村
O村

あれは大切な草だったのに。許さない!

ゴン太
ゴン太

O村が嫌な気持ちになったんやったら、謝るよ。

ごめん。

O村
O村

いいよ

これで、解決したのですが、次の日

O村
O村

やっぱり許せない!

似たような草を探して持ってこい!

なんせ草なので、弁償も出来ないし、ブロックの上に置い…  捨てて…  

小学校の先生に相談すると

支援級担任
支援級担任

O村とI上の担任から指導してもらうわ。

O村は、ゆっくりとした性格なので、I上に操作されていたんだろうかと思います。

ゴン太
ゴン太

よく考えたら、どうでも良くなってきた。仲直りしなくて良いや。

O村と一緒に帰りたくて、帰りの会まで学校にいたのですが、このトラブルの後から給食を食べて、すぐ帰ってくるようになりました。

給食も、おそらく感覚過敏が原因で苦手でした。

冷めてぬるい感じが、気持ち悪かったようです。

でも、給食費も払っているし、私も昼食の準備は大変なので、給食は食べて帰ってもらいました。

ゴン太の小学校の滞在時間は、9時半~13時半、木曜定休日で週4日登校していました。

小学校の6年間、ゴン太と相談しながら学校への通い方も変化していきます。

大きくなっていくと、子ども自身が苦手なことに気付いていくので、その都度、頑張らせ過ぎないように調節していくのが良いと思います。

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